遠洋マグロはえ縄漁船・第八十七長久丸が竣工

2020年4月15日

クリックで画像を大きく表示します

三保造船所で建造された「第八十七長久丸」

 長久水産?(三重県尾鷲市、大門照幸社長)の「第八十七長久丸」(497トン)がこのほど竣工した。同船は、持続性ある漁業経営に資するとともに、競争力強化も兼ね備えた新たな遠洋マグロはえ縄漁船として、その取り組みに大きな期待が寄せられている。特集では、大門社長のインタビューなどを交えながら第八十七長久丸を紹介する。

       ◇       ◇       ◇

 今回竣工した第八十七長久丸は、遠洋マグロはえ縄漁業プロジェクト(もうかる漁業)の資源管理・労働環境改善型漁船として建造された。

 「漁船建造の効率化」「収益性向上」「労働環境改善」「資源管理推進」をコンセプトに、共通船型・共通仕様で建造された遠洋マグロはえ縄漁船5隻のうちの1隻である。[....]