道東・200カイリ内サケ・マス漁/漁獲低調、浜値高続く

2013年5月9日

 日本2百カイリ内における小型サケ・マス流網漁は連休明けの7日、道東各地で一斉に水揚げ・セリが行われ、走りから続いていた高値相場が軟化をみせた。ただ、例年に比べると水準的にはなお高く、産地加工業者からは商戦活発化には「もう一段の下げが必要」との指摘もされている。

 根室、釧路・十勝管内の各地では、シケの影響もあって、7日までに歯舞14隻、浜中12隻、厚岸9隻、落石8隻、根室7隻など計58隻が一斉帰港。生鮮トキサケ、カラフトマス合わせて約50トンを水揚げした。[....]