道のお魚殖やす植樹運動30年、28団体が記念植樹会

2018年6月6日

記念行事には28団体から150人余りが参加した

 JF北海道女性連と道内漁協系統団体が主催する「お魚殖やす植樹運動30周年記念行事」が5月30日、石狩管内当別町の道民の森神居尻地区内「水源の森」で行われた。
 道女性連、地区漁協組合長会、コープさっぽろ、農林中央金庫札幌支店、水産庁北海道漁業調整事務所、道水産林務部、ホクレン、道森林組合連合会など28団体から150人余りが参加した。
 「100年かけて100年前の自然の浜を」を合言葉に1988年に始まって今年で30年目を迎え。植樹本数は120万本に迫っている。道民の森での植樹行事はその象徴的な活動と位置付けられており、今年は「北海道命名150周年」の記念植樹も併せて行われた。
 主催者を代表して、道漁連の今隆副会長(道漁業環境保全対策本部長)は「まだまだ道半ば。これからも皆さんとともに粘り強く続けていきたい。継続は力なり」とあいさつ。道女性連の國分豊子会長は「魚が一匹でも多く育つよう、一本一本心を込めながら植えましょう」と呼び掛けた。
 北海道命名150周年記念植樹が行われたあと、道女性連や地区組合長会の代表ら12人でアカエゾマツとエゾヤマザクラの苗木を各3本ずつ植樹。参加者全員でミズナラ、イタヤ、ニレの苗木を各250本ずつ合計750本植樹した。[....]