通関統計(2014年12月)/輸入、1.6兆円回復もコスト上昇

2015年1月30日

 財務省が29日に発表した昨年12月の通関統計によると、日本の水産物は輸入が数量、金額とも前年の同じ月に比べて増加したが、輸出は円安が進んだにもかかわらず大幅に減少した。これにより年間実績が確定。輸入は後半の挽回で数量が前年を若干上回って250万トン台を回復し、また金額も1兆6000億円台に戻した。だが輸出は、金額こそ2335億5400万円と、5%増加したが、数量は伸び悩み、前年の50万トン台を維持できなかった[….]

「輸入通関実績・主要品目2014年12月」、「輸出通関実績・主要品目2014年12月」本紙参照