2017年3月31日
財務省の通関統計によると、2月の水産物輸入は大幅に落ち込んだが、この時期に注目される南米チリ産のサケ・マスは、ギンが再び前年以下となって1万3300トンにとどまったほか、北欧を合わせたトラウトも半減。さらには天然ベニも昨年の3分の1と落ち込んだ。ただ、フィレー類は引き続き伸長しており、サケとマスを合わせて計6000トンに迫った。チリギンのフィレーも含まれ、ドレスからフィレーに姿を変えて買い付けされている数量が、今年は増えていると推定されている。[….]
「輸入通関実績(主要品目2017年2月」本紙参照