豪州向け餌用サバ・イワシ輸出解禁、大漁時の販路期待

2017年4月21日

 農林水産省は、豪州向けに飼料用水産物の輸出が可能になったと発表した。豪州ではミナミマグロなどの養殖事業が盛んでサバやイワシなどを生餌として利用している。日本では大漁時には相場が緩むため、販路の一つとして対応を求める要望が水産業界から上がっていた。餌用に限り解禁で、内臓除去などの加工は餌向けとしては認められないため、ラウンド品に限られる。[....]