2020年11月12日
豊洲市場4社と、上場企業である横浜市場2社の水産卸における2021年3月期第2・四半期決算がまとまった。対象期間通じて新型コロナウイルス感染拡大の影響が続いて飲食店関連の需要が萎縮したことが響き、大幅減収となった。影響は水産仲卸重視の会社ほど大きい。しかし販管費の大幅な圧縮により過半数が増益をキープした。
◇ ◇ ◇
減収幅は7・3%減?19・2%減と全社で前年割れ。飲食店関連の高・中級魚は高単価品が多いことから、堅調が伝えられていた量販店・スーパー向けの販路では前年に比べると伸ばしたものの、空いた穴をすべてカバーするまでには至らなかった。[....]