豊かな海づくり大会、初の宮城開催「見送り」

2020年7月13日

 宮城県の村井嘉浩知事は10日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今年9月に石巻市で行う予定だった「第40回全国豊かな海づくり大会」の開催を見送ると発表した。共催する豊かな海づくり大会推進委員会(事務局・JF全漁連)に申し入れ、同意した。今後については未定で「関係機関と協議して決める」という。

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 同大会は国内における水産資源保護活動の中心的行事。慣例として天皇・皇后両陛下がご臨席されるため、一般の注目度も極めて高い。1981年から主に臨海都道府県の持ち回りで年1回行われてきたが、開催を取りやめるのは今回が初めて。コロナ禍による苦渋の決断だが、すでに来年は兵庫県、再来年は北海道での開催が決まっており、宮城県の「見送り後の扱い」を含め、どう対応するにも相当な調整と決断が必要になる。[....]