荷受扱い(築地7社3月)/兼業の単価安響く

2015年4月6日

 築地卸7社の3月の取扱高は、数量が4万7253トンで前年同月比0・8%減と、3か月ぶりに前年を割った。相場を下げている冷サケなどで様子見ムードが出るなどして、冷凍魚全般の動きがやや鈍かった。

 平均単価はキロ826円(1・4%安)で、マグロ一船買いが減った兼業で安い魚の輸出比率が高まった結果、単価が押し下げられマイナスに。単価が前年を下回るのは平成25年5月以来で約2年ぶりだ。金額は、営業日の1日減も響いて390億2600万円(2・2%減)と4か月ぶりに減少[….]

「築地卸7社の取扱高(平成27年3月)」本紙参照