荷受扱い(築地卸7社12月)/マイナスも堅調な年末

2016年1月13日

 東京・築地市場の年末商戦は、キワ4日間の場内が過去に例のないほど静かで心配されたが、見切り販売に移行する商材がメキシコ本マグロとカズノコ以外は出ず、事前取り組みを進めた商材が終盤に着実に実績となった。暖冬による鍋物不振と、年末に大量入荷した大衆魚が行き場を失い、鮮魚を扱う卸の負担となったが、まずまずの年末商戦となったもようだ。

 築地卸7社の平成27年12月の取扱高は[….]

「築地卸7社の取扱高(平成27年12月)」本紙参照