自治体の水産政策/加藤・尾鷲市長、百貨店常務の手腕

2017年11月27日

 三重県南部の尾鷲市。6月に行われた市長選挙で、阪急百貨店常務・阪急オアシス社長を務めた地元出身の加藤千速氏(69歳)が新市長に選ばれた。かつて、近海・遠洋漁業の拠点漁港として、全国屈指の養殖魚生産地として知られたが、近年は衰退傾向が続いている。「漁業の再生」を市政の重点施策として掲げる加藤新市長に、これからの取り組みを聞いた。[....]