組合学校・卒業式、未来の浜のリーダーに

2022年3月9日

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吉田校長(前列中央)ら学校関係者と卒業生14人

 全国漁業協同組合学校(吉田博身校長)で4日、今年度の卒業式が開かれ、若者14人が巣立った。卒業生のうち10人が漁協へと就職(復職含む)し「未来の浜のリーダー」として活躍することになる。このほかにも市役所や自家漁業、民間水産会社に就職。各地の漁業・水産業の発展に向け、中核的存在になることが期待される。

 吉田校長は新型コロナウイルス禍の中での学校生活の難しさに触れつつ「よくがんばった。ありがとう」と卒業生に感謝の気持ちを表明。授業では各種法律や会計事務、販売・購買、保険、資源管理、営漁指導から簿記、危険物取り扱い、信用事業業務検定などの資格取得に至るまで「JFグループの職員として必要な基礎を不足なく学んだ。学校で学んだことを胸に、漁業者と気持ちを通い合わすことのできる漁村のリーダーを目指してほしい」とエールを送った。 [....]