第4回冷凍水産物需給情報検討会/サバのニーズ多様化

2015年3月13日

 水産庁加工流通課はこのほど、鹿児島大学の佐野雅昭教授を座長に2月20日に開かれた平成26年度第4回冷凍水産物需給情報検討会の結果を取りまとめ、公表した。

 【サケ・マス類】国内生産は、秋サケ漁が終了した。

 輸入では、チリのギンザケがこれから搬入される。日本向けの生産が前年と比べ増加する見込み。ノルウェーのアトランティックとトラウトについては、ロシアの禁輸の影響も考えられたが、今までロシアへ輸出されていたものがEUなどで消化され、日本の相場への影響は特にみられなかった。全体の供給量は前年と比べ、増加して推移すると見込まれる[....]