秋サケ情報/岩手の来遊やや好転、10月上旬は昨年上回る

2016年10月14日

 岩手県の秋サケ漁は10月に入ってやや好転し、上旬10日間の水揚量は今年初めて昨年同期を上回った。ただし、累計ではなお昨年の半分程度で、浜値は北海道の不漁が飛び火し再び急騰している。県水産振興課によると、10月上旬(1?10日)の漁獲数量は、採卵用親魚を除き7万2264尾、189トンで昨年同期を尾数で13・7%、重量で6・2%それぞれ上回った。9月の各旬は昨年の2?4割にとどまっていたが、初めて昨年同期を上回った。[….]

「岩手県の秋サケ漁獲情報」「北海道の秋サケ日報(10月12日)」本紙参照