福島県産コウナゴ、震災後初めて1000トン超え

2018年6月11日

 福島県下で3月8日から始まった、2018年のコウナゴ漁が5月24日の水揚げを最後に終漁した。累計は速報値で1076トン。東日本大震災後初めて1000トンを超えた。前年(584トン)に比べて84%増と急増したにもかかわらず、西日本の主産地の不振や宮城・仙台湾の早期終漁によって引き合いが強く、集計中の平均単価でも前年超えしたもようだ。

「福島県下のコウナゴ水揚げ量の推移」(本紙参照)[....]