2022年5月27日
理研ビタミン(株)は25日、子会社の理研食品(株)と長崎大学海洋未来イノベーション機構、琉球大学が海水中の溶存酸素量の計測データを用いた解析手法を活用し、海藻類による二酸化炭素(CO2)固定能力の試算に成功したと発表した。
◇ ◇ ◇
同研究では天然藻場と磯焼け海域(長崎県)、海藻養殖場(宮城・松島湾と岩手・広田湾のワカメ養殖場、沖縄県本部町のオキナワモズク養殖)の自然環境下における溶存酸素量の連続記録から、純生態系生産量を計算し、炭素固定能力をこれまでの報告よりも高い精度で推定することに成功した。[....]