玉冷ホタテは依然として鈍い内販

2013年11月25日

 玉冷ホタテの内販は依然として活発化に至っていない。消費地荷受は「(定量的な需要のある)年末のキワまでこの状況が続くのでは」と、厳しい見通しを示している。

 内販の停滞は、ひとえに輸出主導で形成された相場の高さが要因だ。内販の製品価格(卸値)は前年同期比2?3割高の平均キロ2000円前後に張り付いており、デフレが解消しきらない国内マーケットでたやすく扱える水準にない。今年で玉冷の内販市場がかなり[....]