特区「桃浦かき」に他地区産、宮城県が調査結果を発表

2017年4月6日

 宮城県は区産カキの流用疑惑報道を受け、桃浦かき生産者合同会社(石巻市)に対する立ち入り調査を実施し4日、結果を公表した。それによると、同社は別の業者から買い入れたカキを自社ブランド「桃浦かき」として販売していた。県は同じ表示海域に属するため「違法性はない」と結論付けたが、一方で、ブランドに対する意識の欠如を厳しく指摘し、管理の徹底を強く求めた。同社の大山勝幸代表は退任の意向を表明している。[....]