無人運航の実証実験成功

2022年1月28日

離着桟支援センサー表示画面例

 古野電気は、日本財団が推進する無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」に参画し、2025年までの本格的な無人運航船の実用化に向けた実証実験の成功を目指しているが、このほど商船三井をリーダーとする「内航コンテナ船とカーフェリーに拠る無人化技術実証実験」で、世界初となる営業コンテナ船を用いた無人運航の実証実験に成功した。

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 同プロジェクトは20年から開始され、22年1月に内航コンテナ船・みかげを用いて、離桟から着桟・係船作業までを含む船員操船なしの無人運航実験を実施。同社は、航海士の見張りの代替となる自船周囲情報統合システムと、離着岸時に岸壁との距離を目視する業務を代替する離着桟支援センサーを担当した。[....]