漁網リサイクル本格化へ

2022年7月14日

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トラックがフレコンバッグに入った廃棄漁網を回収

 資源リサイクル大手の(株)鈴木商会(札幌)が、6月に開所した「苫小牧プラ・ファクトリー」(苫小牧)での漁網リサイクルに向けた1回目の廃棄漁網の回収作業が7日、稚内市で行われた。

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 漁網回収は北海道漁連と連携して実施。道漁連購買部によると、この日回収したのはJF稚内漁協の生産者が網の破損などにより廃棄した刺網で、フレコンバッグ75袋、約12トン。おおむね1漁期中に出た分量といい、同漁協の声問荷捌き所、恵山泊漁港の一角に集められていた。

 トラック3台で回収し、翌8日に苫小牧のファクトリーに搬入した。同ファクトリーはこれまでも試運転は行っていたが、本格的な網の搬入が行われるのは今回が初めてで、漁網リサイクル推進に向け、節目の一歩となった。[....]