2020年4月1日
新潟県水産海洋研究所の漁業調査船・越路丸(総トン数112トン)がこのほど竣工、4月から新船で調査を開始する。
同船は新潟県の沿岸と沖合域の漁業調査や海洋観測を行う船で、旧船が老朽化したため代船建造した。全長33・89メートル、幅6・2メートル、深さ2・85メートル、航海速力12ノット。最大搭載人員15人となっている。
底びき網とかご網による漁業調査や卵や稚魚、プランクトンなどの資源調査、水温・塩分、水質などの海洋観測、海底地形探査、災害対応などが主な業務。
新船は、3D海底地形探査装置を新たに搭載したことで「海底の様子が分かり、漁場がより広く使えるようになる。[....]