漁業支える、15万光色LED集魚灯/トップアンドトップ

2020年7月28日

明かり鮮やか、1500ワットLED集魚灯点灯

 漁業用集魚灯を主体に照明器具を開発・製造・販売して40年以上の実績をもつ日本で唯一の企業「?トップアンドトップ」(小幡長生社長)。今では、サンマ、イカ、サバ、イワシ、コウナゴなどの漁業の現場で活躍しているのが4原色15万通りの光色を創出する1500?LED集魚灯。サンマ漁業では69隻に納入、その占有率は50%に近い、という驚異の普及率。漁期後灯具を引き取り検査・保管サービスまで行っている同社。また、漁船内の照明や作業灯にも同社のLED照明器具が多く採用されていることから、今後同社は、明るさ、省エネ、長寿命などの利点が生かされるLED照明器具を他産業への普及も視野に入れた事業を展開していこうとしている。

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 トップアンドトップが電気関連事業に乗り出したのは、小幡社長が無線機器メーカーを退職直後の1978年。当時、イカ釣り漁船が最も多かった新潟県佐渡市だった。その2年後には、世界で初めて、佐渡市の小型イカ釣り漁船に放電管式集魚灯具を納入すると、[....]