温暖化による不漁解明へ、勉強会を発足/水産庁

2020年8月19日

 水産庁は、地球温暖化など環境変化が及ぼす水産資源への影響と対策についての検討を始めた。改正漁業法のもと数量管理による資源管理の高度化を進める一方で、各地で発生する環境変化を起因とする不漁要因などの情報を共有し課題を探ることで、新たな資源管理の精度向上につなげる。環境変化に対応できる柔軟な漁業のあり方なども議論する。

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 水産庁は7月から水産研究・教育機構、漁業情報サービスセンター(JAFIC)などをメンバーに勉強会を発足した。来年度以降の本格的議論を視野に入れており、環境変化と漁業についての論点整理を進めている。[....]