淡水魚のスリ身提案

2021年10月28日

「パンガスリミ」で作ったカニカマ。クセのない味わいで、適度な食感に仕上げている。

鶏肉やナマズの加工・販売などを手掛ける明弘食品?(高知・黒潮町、明神宏幸社長)は、東南アジアなどに生息するナマズ「パンガシウス(バサ)」を使った魚肉スリ身「パンガスリミ」の販売を開始した。ねり製品の原料高が問題となる中、高品質でありながら低価格化と安定供給を実現した新たなスリ身として、ねりメーカーなどに活用を提案している。
◇       ◇         ◇
製品価格はキロ550円。原料に対して110%程度まで加水率を高めてもしっかりとした弾力を維持できるため、現在主流のスケソウスリ身の標準品であるA級の商品との比較で2割ほど原価削減が見込める。[....]