2022年3月24日
例年3月に東京で行われる水産経済新聞社の水経セミナーと全国漁港漁場協会(橋本牧会長)主催の漁村女性セミナーのコラボセミナーが18日、初めてオンラインで開かれ、50人以上が参加した。テーマは「海業(うみぎょう)で描く漁村の未来」。女性の活躍という観点を含め、海がもつあらゆる魅力を幅広い人に伝え、地域の賑わいと所得向上などの取り組みについて模索した。 ◇ ◇ ◇ 両主催者のあいさつに続き、水産庁の田中郁也計画課長は「海業の方向性」をテーマに講演。漁港漁場整備長期計画では、新たな海業などの取り組み件数として「5年間でおおむね500件」という目標を掲げ、各種施策展開を図る考えだ。「全国に約2800の漁港があるが、管理者としては約450。地域のニーズに合致し、特性を生かした形でそれぞれ1つ以上は取り組んでもらいたいという思いが込められている。 [....]