水産物輸入(4月)/円高で金額も大幅減

2016年5月30日

 財務省が27日に発表した通関統計では、月の輸入量は21万6609トンで、前年同月を7・4%下回った。調達価格も上げていく勢いがみられないため、単価も上昇せず、円高傾向となった分、輸入額も減少した。冷凍のチリギンが1万4806トンと前年同月をやや下回り、依然、出回りが絞られている。生鮮サケもノルウェー産アトランが減速を強めた。

「平成28年4月の魚介類輸入(貿易統計、速報)」本紙参照