水産物輸入(4月空輸)/前年並み、活鰻・アトランが好調

2015年6月3日

 財務省の通関統計によると、4月の水産物空輸(エアカーゴ)は、低調なマグロをサケやウナギが補完し、何とか前年並みを維持した。全体的にはマイナス傾向が続いている。(別表参照)

 4月の空輸実績は、全体で5699トン、83億8300万円で、前年の同じ月と比較して数量はわずか0・1%、金額は1・1%いずれも減少した。3月にシラスウナギの単価高で11か月ぶりに前年同月を上回った金額は、再び前年以下に沈んだ[….]

「水産物の空輸実績(2015年4月)」本紙参照