水産物空輸(7月)/9か月ぶり数量微減。北欧アトラン買い控えなど高値響く

2016年9月9日

 財務省が発表した輸入通関統計のうち、航空貨物(エアカーゴ)で搬入される水産物は7月、9か月ぶりに昨年同月を若干下回った。空輸実績(本紙推定)は6314トン、111億5200万円にとどまり、0・1%の微減ながら数量が減少し、輸入金額は増加を維持したが、円高の進行とともに勢いを喪失している。北欧ノルウェー産のアトランティックがイケ出し価格の高騰で買い控えられたことや、マグロやウナギが前年並みにとどまったため。[….]

「水産物の空輸実績(7月)」本紙参照