水産物空輸(2月)/サケ・マグロなど主力商材低調、シラスも激減

2017年4月6日

 財務省が発表した輸入通関統計のうち、航空貨物(エアカーゴ)として持ち込まれた水産物は2月、主力魚種のサケやウナギ、マグロなどがいずれも勢いを落とし低調な輸入にとどまった。全体で4729トン、およそ73億5200万円で前年の同じ月と比較して数量は15・3%、金額も13・6%減と大きく落ち込み、1月の低調なスタートを引き継いだ。要因は、わずかな数量ながら高単価で搬入されたシラスウナギが累計でもわずか750キロと1トン未満に減ったため。輸入金額が2月末で昨年の94億2800万円に対して6億6400万円と、7%にまで急低下した。[….]

「水産物の空輸実績(2月)」本紙参照