母船式捕鯨船団、下関から南東部海域へ出港

2020年2月26日

クリックで画像を大きく表示します

出港する日新丸

共同船舶?は24日、下関市商港第二突堤に接岸した捕鯨母船・日新丸(8145トン)甲板上で母船式捕鯨船団(日新丸、捕鯨船・勇新丸〈724トン〉)の出港式が行われ、多くの関係者が見守る中、下関港から出港した。

 主催者の森英司社長は「本航海は商業捕鯨2回目、今年最初で、全く経験のない時期、海域での操業となる。効率的操業、安全・安心でおいしい鯨肉の生産を行う。今年は正念場の年となる。団結してデータ収集の検証を行ってもらいたい」と話した。

 来賓の水産庁資源管理部国際課の鈴木信一課長補佐が「商業捕鯨再開2年目は、丸一年の操業になる初めての年である。日本で最大の鯨肉供給は日新丸船団が担っている。鯨食文化を根付かせていくためにも皆さんに期待している」と述べた。[....]