東北の秋サケ終了へ

2014年2月12日

 青森から宮城までの東北3県の秋サケ漁獲量が今シーズン、前年度より1万トン以上多い2万4230トンで固まった。震災直後から2シーズン続けて不漁に陥っていたが、震災前の漁獲に近づいてきた。

 本州全体の水揚量のうち、3県が占める比率は例年9割以上で、今シーズンは96%を占めた。このうち岩手と青森は1月末まで公表済みで、宮城は1月下旬の数字がまだ明らかにされていないものの、昨年もこの時点で漁獲はなく、また他県も2月の水揚げがゼロ同然なので、この時点をもってほぼ最終漁獲量が固まった[….]

「東北3県の秋サケ旬別沿岸漁獲推移」本紙参照[....]