2018年5月21日
「檜山海参」(ヒヤマハイシェン)の名でナマコのブランド化に取り組んでいるJFひやま漁協は、外務省公賓として北海道を訪問した中国の李克強首相に「檜山海参」を味わってもらおうと、10日に開催された道知事主催の歓迎夕食会の食材として、乾燥ナマコ(キンコ)を110個提供した。
札幌パークホテルでの歓迎夕食会には中国側と日本側合わせて約110人が出席した。
提供されたキンコは乙部支所ナマコ協議会が生産した。檜山のナマコはイボ立ちがよく、肉厚なのに加え、潜水漁で採取するため傷がないのが特徴。道内の他産地で獲れるナマコより高値で取引される高級食材だ。
中国でナマコは最高のおもてなし料理に用いられる食材。同ホテルでは醤油煮にして提供した。このほか、エゾアワビ、ソイ、ボタンエビ、マツカワ、トキシラズ、ホタテなどの道産水産物がお造りや生寿司などとして振る舞われた。[....]