札幌小で現役漁師が「出前授業」

2022年6月14日

丹羽さん(左端)と横田さん(右端)が漁業について教えた

 【札幌】北海道漁連とJF北海道漁青連は8日、現役漁師が漁業について教える「第30回漁師さんの出前授業」を札幌市の市立札幌小学校で行った。新型コロナウイルス禍の影響で2年ぶりの開催。JF砂原漁協所属でタコ漁やホタテ漁を行う丹羽史昌さんと、JF根室漁協所属でホタテ漁やホッカイシマエビ漁を行う横田和馬さんが講師役となり、同校の5年生約40人にそれぞれの漁法や水産業について教えた。

 2人は自らの漁業の様子をVTRを使って紹介。児童らは大量のホタテが船上に水揚げされて選別される映像や、タコ箱から7?8キロの大型のタコが出てくる映像を、時折歓声を上げながら興味深く見つめた。[....]