最適なバナメイ養殖を追求

2021年10月14日

バナメイエビ種苗

 ゲノム編集技術の研究などを行っているリージョナルフィッシュ?(京都市、梅川忠典最高経営責任者〈CEO〉)は11日、?奥村組、?NTTドコモ、岩谷産業?の3社と連携しバナメイエビ養殖の最適な条件・方式の確立に向けた実証実験を開始したと発表した。同社が生産する国産種苗と、各社のもつ技術力を合わせることで、最高の生産性を実現するバナメイエビの養殖パッケージの完成を目指す。

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 国内で消費されるバナメイのほとんどは東南アジアなどで養殖される輸入品。国内養殖も少しずつ増えているが種苗は依然として輸入に依存しており、海外由来の病気が蔓延した事例もあって、養殖業者を悩ませている。[....]