昨期4年魚不振は降海後の水温影響か、北水研が報告会

2017年8月8日

 水産研究・教育機構北海道区水産研究所は1日、札幌で今年度「さけます報告会」を開催した。福若雅章さけます資源研究部長が、昨年はいずれの海域でも4年魚(12年級)が少なかったことについて、降海した13年春の沿岸水温が春から夏にかけて急激に変化、稚魚の分布や回遊に適した水温帯の形成が短かったことが影響を与えたとの見方を披露した。[....]