旧・築地市場跡地、本館や卸売場の解体工事がピーク

2019年4月15日

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隣接する建物から俯瞰(ふかん)した旧築地市場跡地。対象155棟の半数以上が撤去されている

 東京・中央区の旧築地市場跡地で行われている市場施設の解体がピークを迎えている。

 11日現在、用地中央の水産物部買荷保管所の撤去はすでに完了。扇形をなしていた水産物部本館と水産物部仲卸売場も一部建物を残して撤去された。関連事業者営業棟もほぼ更地の状態となり、営業当時の姿を残しているのは、正門駐車場や青果部卸売・仲卸売場、水産物部立体駐車場のみとなっている。

 事前の公表計画では、4月ごろは工事に伴う車両の出入りが最も多くなる時期。環状第2号線道路の地上部道路の建設工事や、東京五輪・パラリンピック用の車両基地の整備と並行して着手する時期に差し掛かっている。工期は来年2月28日まで。[....]