日本海マイワシ豊漁

2022年3月23日

都内食品スーパーの鮮魚売場に丸々太ったイワシが並んでいる

 日本海各地で連日、多くのマイワシの水揚げが報告されている。石川・富山をはじめとした富山湾内の定置網に加えて、鳥取・境港のまき網物が潤沢。大消費地の卸売市場に潤沢入荷し、値頃な価格で取引されている。

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 石川・富山での富山湾内の定置網では2月、大獲れ年の2018年には及ばないものの、過去3年との比較では皆増といっていい状況となった。

 石川県水産総合センターがまとめた2月の水揚累計は3178トンで前年(31トン)の10倍、過去5年平均(811トン)の4倍となった。

 3月に入って水揚げは途切れるどころかむしろ加速しており、大消費地の卸売市場に流入。東京・豊洲市場では3月、一日の上場量が50トンを超えた日が22日までの営業日15日間で6日間に及び、数の主力を担っている。相場は中心サイズの大から大中で中値がキロ350円。[....]