2020年8月7日
日本水産は5日、水産事業についてオンライン会見を開き、マサバ、バナメイエビなどの陸上養殖に関するノウハウを活用し、将来的にはサーモンを中心とした“消費地型”を視野に陸上養殖を強化していく方針を示した。
会見は、水産事業を担当する高橋誠治取締役常務執行役員水産事業執行と田中輝執行役員養殖事業推進部担当が行った。
高橋常務は、2021年3月期第1・四半期の業績について、「売り上げも利益も苦戦した。相場が軟調だったところへ新型コロナウイルスの影響が加わった」と述べたうえで「当社独自のイノベーションである『黒瀬の若ぶり』や『おさかなミンチ』といった付加価値製品の強化を図る」と説明した。 [....]