日本気象協会・ポラリス、予報とナビで操業効率向上へ

2020年3月13日

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?から2番目のモニターが「ポラリス」を表示するパソコン

 日本気象協会(JWA)の防災ソリューション事業部(?03?5958?8143)が「海事産業の水先案内人」として提供する気象海象データサービス「POLARIS(ポラリス)」に、漁業に活用できる新サービスが加わった。1か月先までの長期海況予測と、船型なども考慮して航路を選ぶナビゲーターで、2つのサービスを組み合わせれば、危険な海域を避けながら最少の燃油量で航路の選択が可能になる。

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 3日に始まったポラリスの新サービス「Forecast(フォーキャスト)」は、地球全体(全球)で最大30日先の海上風や波浪、海流情報を約50キロ単位の範囲で予測する。日本近海の予測は4日先までだが、範囲は約3・7キロと詳細だ。データは全球で一日4回、近海で8回と高い頻度で更新される。[....]