日本初、マダイ養殖でAIPを始動/シーフードレガシー

2020年7月6日

恵まれた沿岸地形と海況で養殖されるマダイ

 ?シーフードレガシー(花岡和佳男社長)は6月30日、熊本県海水養殖漁協(深川英穂組合長)、浦田水産?(本社・熊本県天草市、浦田昌輝社長)と協働で、マダイで日本初の「養殖業改善プロジェクト」(AIP)を開始した。

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 恵まれた沿岸地形と海況を生かし、年間1万トンの漁獲量がある養殖マダイは熊本県の主要産業の一つで、県全体の養殖魚の漁獲量における魚類別占有割合の5割以上を占めている。また、県が推進している熊本県適正養殖業者認証制度によって、国産の種苗の使用、養殖日誌の記録、定期的な医薬品残留検査などのルールを徹底することで消費者に安全・安心を確保した養殖魚を提供している。[....]