[1054]日本とソロモン漁業協議の結果について

2018年3月15日

 昨年10月25日から27日まで、東京において、「日本とソロモンの漁業協議」が開催されました。この漁業協議は、「日ソロモン漁業協定」(政府間協定)に基づき、ソロモン水域内で操業する我が国カツオ・マグロ漁船の操業条件などについて協議するため、毎年開催するものです。

 今回の協議では日本側からは、花房克磨農林水産省顧問、(一社)海外まき網漁業協会、日本かつお・まぐろ漁業協同組合、(一社)全国遠洋かつお・まぐろ漁業者協会および(公財)海外漁業協力財団の担当者ほかが、ソロモン側からはクリスチャン・ラモファフィア漁業海洋資源省次官ほかが出席しました。

 本協議では、
 1.ソロモン水域内におけるカツオ・マグロ漁船の操業状況の報告が行われ、ソロモン水域内で操業する我が国漁船の活動について情報交換を行いました。
 2.ソロモン水域内で操業する我が国カツオ・マグロ漁船の2018年の入漁条件について議論され、我が国まき網漁船およびカツオ一本釣り漁船の操業条件について、合意しました。
 また、我が国マグロはえ縄漁船の操業条件について、引き続き協議を行うこととなりました。

(水産庁国際課)