日新丸が下関に帰港、ニタリ124頭・764トン

2020年7月30日

帰港した母船・日新丸

 共同船舶(所英樹社長)母船式捕鯨船団の捕鯨母船・日新丸(8145トン)が29日、下関市商港第二突堤に接岸した。今回は新型コロナウイルス感染予防の観点から公開での出港式などは行われずに5月26日に下関を出港。同月30日の初漁を含めニタリクジラ124頭(764トン)を捕獲した。すでに捕鯨船の勇新丸(724トン)と第3勇新丸(742トン)は27日に宮城県の石巻港に帰港している。

 年間捕獲枠はニタリクジラ150頭(水産庁留保分37頭)、イワシクジラ25頭、ミンククジラ20頭(同留保分12頭)だが、すでに2月24日?3月27日にニタリクジラ20頭を捕獲している。[....]