新型コロナ/技能実習生の来日に影響

2020年6月4日

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が外国人技能実習生の来日にも影響を及ぼしている。航空便の運休・減便や出入国規制強化などが各国で相次ぎ、来日見通しが立たない状況にあり、水産業分野では約1100人の来日のめどが立っていないという。このため受け入れを予定していた実習実施者(企業)は、人手対策の見直しも迫られている。

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 世界的に人の移動、経済活動緩和の動きが出てきたものの出入国を制限している国はまだ多い。日本も111か国・地域から来日拒否状態にある。このため技能実習関連の動きが正常軌道に乗るまでにはまだ時間がかかるとみられており、受け入れ予定企業では現有人員や国内労働力確保などで事態の乗り切りに取り組むとしている。[....]