斉藤 達夫氏(さいとう・たつお=元水産庁次長、元IWCコミッショナー、元農林水産省国際顧問)

2012年8月21日

8月17日朝死去、80歳。

通夜は22日午後6時から、葬儀・告別式は23日午前10時から、いずれも横浜市港北区菊名2?1?5の妙蓮寺第一斎場(電話045?431?4411)で行われる。
喪主は妻・久美子(くみこ)さん。

水産庁の強力かつ個性的な国際派技官として知られる。2百カイリ導入期の熾烈な水産外交時代の国際交渉官として北から南まで多種多様な漁業を展開していた日本漁業の生き残りのための戦いに明け暮れた。

昭和59年水産庁次長。61年退官し、その後、IWCコミッショナーとして、調査捕鯨の実現に尽力した。

平成3年から14年まで農林水産省国際顧問として、南太平洋のカツオマグロ漁業交渉に取り組んだほか、多くの交渉で培った人脈を生かして、日本漁業の生き残りに尽力した。