庄司・外房捕鯨社長に聞く/商業捕鯨好調スタート

2019年12月3日

 南房総の和田浦で捕鯨業を営む外房捕鯨の庄司義則社長に今年の操業や今後の課題など話を聞いた。

 7月から商業捕鯨が再開され、日本小型捕鯨協会所属の沿岸捕鯨船5隻が同月1日、釧路港から一斉に出港した。初日から大型のミンククジラが水揚げされるなど、漁は比較的良好だった。7月からは歩留まりなどがよい大型のものを選択して捕獲することが可能になった。鮮度維持ができる点でもメリットは大きい。[....]