2020年5月21日
「幻の高級魚」と呼ばれるホシガレイの稚魚1万尾が13日、中間育成のため宮城県石巻市の牡鹿魚市場に搬入された。岩手県宮古市にある水産研究・教育機構東北区水産研究所宮古庁舎で生産された種苗で、7月まで魚市場内のスカイタンクで飼育されたあと、同地区海岸から放流される予定。
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ホシガレイは寿司店や料亭などで提供されることが多い高級魚。浜値がキロ3000?5000円と非常に高いうえ、放流すると1年から1年半で漁獲に適した3?4キロに育つため、栽培漁業の優等生とされている。
県内では1995年から種苗生産・放流を実施。3年前からは種苗生産の低コスト化を図っている東北区水研から稚魚の提供を受けている。[....]