平成30年戊戌、不確実時代の可能性を模索

2018年1月1日

 2018年(平成30年戊戌年)の年が明けます。戊(つちのえ)は、大地、戌(いぬ)は伐採用のカマを表し、あわせて「冬枯れの大地」を意味し、厳しい冬を乗り越えるための「備え」が重要な年ともいうようです。北朝鮮の脅威をめぐり、周辺国の思惑の違いが錯綜(そう)し、この先どのような展開になるのか、予見も予断も不能です。具体策はなく、不測の事態に目を配りつつ、平常心を保って、最新の正確な情報を集め、なすべきことに優先順位をつけて行動するという、当たり前の作業を繰り返す以外に道はなさそうです。[....]