岩手大と岩手県、連携協定を締結

2022年3月3日

協定書に署名した(?から)稲荷森所長、平井センター長、五十嵐所長

 岩手大学三陸水産研究センターが岩手県水産技術センター、県内水面水産技術センターと連携協力に関する協定を結ぶことになり、釜石市の岩手大学の同センターで1日、締結式が行われた。研究開発や人材育成などに協力して取り組み、県内水産業の持続的な発展と振興を目指す。

 3者は東日本大震災後に連携に関する覚書を交わし、これまでも資源管理に向けた海洋調査や海面養殖向けのサケ種苗開発などで共同研究を行ってきた。このほど、一段と連携を密にし、本格的な取り組みを実施するため、改めて協定を締結することで同意し、?研究・技術開発?人材交流・育成、研究施設の相互利用?水産業や海洋に関する理解醸成?の4項目で相互連携を強化していくことを確認した。具体的には、現在進行形の研究継続に加え、学生と職員の人材交流、加工・流通面の研究などにも取り組む。[....]