小・中学校で県魚「ヒラメ」が給食に/茨城県常総市

2020年11月27日

おいしそうに給食を食べる子供たち

 茨城県常総市の小・中学校の学校給食で「和食の日」である24日、「県の魚」に定めているヒラメを使ったフライが提供され、子供たちは舌鼓を打った。

 県が国の補助事業「県産水産物学校給食提供緊急対策事業」を活用して実施。新型コロナウイルスによる外食需要の低迷などにより、県産水産物の市場価格下落などの影響が出ていることから、国の補助事業を活用し、市町村教育委員会などの学校給食関係者と連携して38市町村で県産水産物を学校給食として提供。水産物の消費拡大による生産者を支援する事業を開始した。

 事業主体は波崎水産加工業協同組合、久慈浜水産加工業協同組合、JF霞ヶ浦漁協などで、補助対象はヒラメ、イワシ、シラス、サバ、コイ、チョウザメ、トラフグとなっており、すでに提供が始まっている魚種もある。[....]