2017年5月15日
農林林水産省は12日、平成29年春の勲章伝達式を同省講堂で行った。旭日小綬章に輝いた宮原淳一JF静岡信漁連会長(JF由比港漁協組合長、全国合同漁業共済組合組合長)、旭日単光章を受章した阿部力太郎前JFみやぎ理事長、村田昇JF鹿部漁協組合長、瑞宝中綬章の長野章全日本漁港建設協会会長(元水産庁漁港漁場整備部長)らに、勲記と勲章が山本有二農林水産大臣から手渡された。
また、石原葵元農林水産事務次官と竹中美晴海外漁業協力財団理事長(元農林水産審議官)も瑞宝重光章に輝いている。
宮原氏は「周りの皆さんの協力での受章。感謝の気持ちでいっぱいです」と述べ、喜びをかみしめた。阿部氏は「受章は大変うれしく思う」、村田氏は「60年漁業者としてがんばってきた。皆さんのおかげです」と喜びを表した。長野氏は、「大変ありがたい受章です。後輩も含め、みんなで受章したものです」と、関係者に謝意を述べた。
山本大臣は祝辞で「この栄誉を機に、農林水産業や関連産業の発展のため、後進の育成に尽力してほしい」と語った。受章者らは同日午後、皇居で天皇陛下に拝謁した。[....]